ティナステリン |
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恥ずかしいながらも、こっちにきて初めて授業をした。学校の教師向けに我々スポーツ隊員計5人でセミナーを開き、それぞれが1時間だけ授業をする機会を持った。皆にとっては、いつもしている事、私にとっては、これが、エチオピアでの初めての授業。でもそんなことは隠して、堂々と偉そうにやった。出来はどうであれ、楽しかった~!
参加者は予想を上回る人数で、土曜日にしたにも関わらず、アジスの体育の先生方(主に高校)が60人以上の参加。第1回の企画にしては、上出来だったと自画自賛。 もちろん、職場の大学では、新入生のインタビューがやっと終わり、いつから始まるのやら??ってな状況・・・。剣道の方は、ひとりのエチオピア人と地道に細々と進めていた企画から、突然、教育省のスポーツ部門のヘッドを訪れるアポが取れたという連絡をもらい、彼が誰なのか?もよく知らない状況で、突然訪問することへと急進展。突然だったので、具体的な事はあまり考えていなかったのだが、こんな機会はないという思いから、一応自分の考えていることを少し大きく伝え、ボランティアで指導するということを全面的に出し、協力してもらえるという了解を頂いて帰ってきた。 不思議なことに、彼はうちの大家さんの親戚にあたる人で、大家さんからも私の話を聞いていたとの事。 こんな奇遇も重なり、今の所、話は急進展しつつある。ただ、貧しい国のエチオピアには、体育館はアジス市内にはひとつしかなく、全てのスポーツ団体の取り合いだということが現実問題にあるようで、この問題がクリアできるか?という事が難題だ。うちの職場の大学には、立派な体育館があるのだが、場所的に辺鄙な所にあるので、即却下。 心よく協力してもらえる事にはなったのだが、それは、そうと彼らの頭の中に「剣道」のイメージはあるのだろうか?とふと思い、出発前に撮っていたビデオを持参で、次の日また訪れた。彼の同僚も同席してくれ、剣道のビデオを見てもらった。かなり微妙な反応・・・だった。彼らにとって始めてみる「剣道」という武道。空手やテコンドーとは違うということは伝わっただろうけど。。。スタートしてから、「やっぱりエチオピアでは、無理でした・・・」なんて事になるかもしれないが、まずは、時間もあることだし、協力隊という身分で来ている以上、何か自分の持っているもので少しでも協力したいいフレッシュな気持ちが、まだある内に(エチオピアボケしてきているので・・・)まずは、スタートしたい。 勢いの大家さんに言われたひと言。「「小さく固まるな!大きな事をして、名前を残して帰れ!」って。私が「名前を残すとか、そういう事はどうでもいい・・・」と言うと、「そんなことを言っているから、すべて中国人に持っていかれるのだ」って言われちゃいました。やるからには、「しっかり宣伝して、日本(JICA)を大きく出してやれ!」と。「最終的には、日本にエチオピア人を送り、視察させる機会を与えるとか出来ないのか?」とどんどん話が大きくなってきて、途中からは、この人今度は何を狙っているの?と思いながら話し半分に聞いている自分がいた・・・。
by tinasterin
| 2006-10-30 01:12
| Daily
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