ティナステリン


Even small things make me happy!
by tinasterin
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もうたくさん!!

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 今週、ようやく運動会が計画から実施の段階へ進んだ。1500人の1年生対象に午後の時間を使い、3日間で行う予定だった。これが変更に変更を重ね、最終、落ち着いた考えであった。

初日は、あれだけインフォメーションしたのにも関わらず、生徒は集まらず。運動会がどんなものであるのかも知らない生徒達に、楽しさを知ってもらう為・惹きつける為にもなんとかその日に行いたいと思い、当日召集で生徒達を必死で集め、なんとか行う形をとった。授業のない生徒達が、次第に集まって来て、気付いた時にはすごい人数の観客・歓声の中、とてつもなく盛り上がった。
 この反響では、絶対明日は、人数が集まると誰もが信じた翌日、なんと・・・、生徒は集まらなかった。昨日の事があっただけに、かなり落ち込んだ。もうやめようかとさえ思った。本当にこの国の状況はいまだによく分からん。本当にどっと疲れる。

 カウンターパートも落ち込み、やる気をなくしていて、私も「もう、やめよう!」とどれだけ言いそうになったか。喉元まで出かかった言葉を押し殺して、カウンターパートには「絶対、あきらめんとこうな」と言って自分を励ました。気持ちを必死で切り替え、生徒会担当者と副学長にこの事実を伝えに行き、相談し、生徒会会長を呼び出し、生徒が集まらない理由を聞き出した。

生徒会会長からは、2・3年生が自分達には、この運動会の声がかかっていないことにとても怒っているという事実を聞いた。だから、失敗したと言っていた。それを聞いて、情けなくなった。エチオピア人は、意外にとても嫉妬心が強い。私の当初の案では、全学年対象という案であったが、副学長から、「それでは、日数がいくらあっても足らないので、まずは長くても3日間で終わるような案に変更してくれ」と言われ、変更案で今回は1年生のみという案を再提案し、ようやく許可が下りた。こんな事実を知らない生徒達は、私に反感を持っている様子であった。本当にオーガナイズは難しい・・・。

  3日目、これがラストチャンスで、生徒が集まらなかったら、もうこんな企画はやめようと思っていた。なんせ企画してからもうすでに1ヶ月以上もこの件だけで、動き回り、振り回されているのだから・・・。結局、一応、少なくとも多少の生徒は集まってきたが、集合をかけたクラスの半分も集まらなかった。でも、なんとか一応決行させ、途中で中断して終了。

  結局、その3日目の同じ日に、生徒会活動としての違うスポーツイベントを入れてきたのだ。私は全く知らなかったのだが、その為、私達の運動会プログラムは、途中で中断する形をとった。その違うプログラムが入れられている事実を、その当日の午前中に知った私のカウンターパートは、私には何も言わず、「沈黙」という手段をとり、その日の進行には関わらず、遠くから傍観しているのみという立場をとった。

  翌日ようやく理由を聞けたのだが、彼は本当に悔しくて、同じ日に違うプログラムを入れさせた学校側と生徒会に対して立腹し、どのように事が進まれていくのか、遠くから観察するという手段をとることしか出来なかったと話してくれた。私に話すより、その日は沈黙を保つ方がベストだと自分で判断した・・・と言っていた。それを聞いたとき、それを知っていたら私も無理に実施していなかったよ・・・とだけ告げ、複雑な気持ちになった。

 自分ひとりで、動いても生徒を集めることも出来なく、運動会の詳細の為の生徒収集の段階で何度も失敗。ようやく今回、生徒会担当者の助けを借り、動き出し、色んな人に助けを求め動き出したのに、結局当日は生徒達の集合はとても悪かった現実。脱力感に苛まれた。いったい何を必死に、無理にやろうとしているのだろう?これって意味が有るのか?って・・・。

 全てが終わった翌日、カウンターパートを説得し、この自分達の気持ちをきちんと最後、副学長と生徒会担当者ボスと生徒会会長等、主要幹部メンバーに伝えるだけ伝えて、この企画を終了させようと思う。来週も嫌な感情を引きずりそうだが、最後きちんと伝えたい。

 エチオピア人は、遊びという感覚で楽しくゲームを楽しめない。常に勝負にこだわりすぎて、最終的には喧嘩になる。協力することや、運動が苦手な生徒も楽しめるよう内容を含んでいるにも関わらず、彼らには勝負を争うことしか眼中にない。自分達のチームが1位になることしか意味が無いとさえ考えるほど、勝ち負けにこだわる習性がありすぎる・・・。
結局、反則だらけの、むちゃくちゃ状態になり、収拾つかない状態になって終了のケースばかりであった。本当に大変疲れた。
 
  「台風の目」で使用した棒は、サトウキビを使ったが、試合終了後すぐに、皆でそのさとうきびを一瞬で食べつくす状況。いかにも動物的行動だった・・・。

 そんな彼らを目の前にし、何度も途中でさえも、やめたい衝動に陥った。「あかん、あかん」と思い、最後まで一応続けたが、終わった後は、トラブルに巻き込まれないように、一刻も早くグラウンドから逃げ出せるように、さっと片付けをし、グラウンドを後にした。
 
 終了後、カフェでゆっくりしていた私に、今日の運動会はとてもユニークで興味深かったと言ってくれた先生は多かったが、自分自身の後味がとても悪かった為、「ありがとう、どうも」と言った口だけの返事でしか受け取れなかった。エチオピアで、こんな手のかかり、疲れるだけの行事はもうしたくないと思った。もういい。懲りた。なんとか前向きな私も、今回の経験は、なんとも前向きには考えられない出来事であった・・・。もう頑張らない。皆は「次に生かせ」と言うけれど、私には次はもうない!!待っているのは、帰国日のみさっ!
 
 でも、「やっぱりエチオピアの法則にのっとらなかった、私の失敗かな~」とも思う。
私は所詮、外国人。エチオピア人であるカウンターパートはもっと辛かったんだと思う。
当日、傍観者であったカウンターパートの彼に「I'm so disappointed to you!!!」と吐き捨ててしまった自分・すぐに感情的になる自分に、またまた反省した・・・。

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二人3脚リレー
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台風の目
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おみこしレース
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by tinasterin | 2008-04-12 18:49 | Daily
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