ティナステリン


Even small things make me happy!
by tinasterin
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カレーライス。

 初めて、自分の家にエチオピア人を招待した。日本人が住んでいる家を、エチオピオア人には見せてもよいものか?躊躇していた。ボランティアの日本人は、家に招待するか、しないか迷う。
 周りの同僚は土壁の家に住んでいたり、小さい家であったりするのが普通。よく「月に家賃をいくら払っているのだ」って聞かれるが、「よく知らない」と答えている。
でも、今回、職場でよくお世話になっている家族を、思い切って招待することにした。どう思うかは知らないけれど、実際、日本人とエチオピア人の国の環境が違うのだから、それをきちんと説明すれば、たいした事ではないかと思ったのと、インジェラかパスタぐらいしか知らないエチオピア人に、日本食を食べさせてあげようと勝手な思いから。

 結局、その日も大学のセミナー(アムハラ語のセミナーだったので、私は行かない)が入り、同僚は来れず、子供達のみが来ることになった。日本の子供に一般受けするカレーを作った。

 一番下の子供以外には、不評で、二口ぐらい口に入れた後、残していた。一番下の彼女のみが、「美味しいよ!」と言って食べてくれたのが唯一の救いだった。こんな結果は、全く予想していなかったので、かなりショックだった。。。頭から彼女達が喜ぶと信じ込んでいた自分にその時、初めて気付いた。

 食生活の違い。私から見ると、彼女達がいつも食べている「インジェラ」と一緒に食べる「ワット」=シチューは、カレーにかなり近いので、大丈夫だろうと思っていたのだが、シチューとご飯を一緒に食べることにかなり抵抗があるらしい・・・と知った。
朝から準備をしていたことを知っている家のお手伝いさんが、彼女達が残した料理をみて、「彼女達は悪い、悪い、あなたは朝からいっぱい準備をしたのに・・・」と慰めてくれた。お手伝いさんもカレーは美味しいと言い、好きなので、何故?と不思議がっていた。
やっぱり彼女達は毎日でもインジェラがいいらしい。「インジェラなしでは生きられない!」とまで言っていた・・・。こんな事は予想外だったので、いっぱい作ったカレー。今週、一週間はカレーざんまいかな。。。

今日の失敗談から、自分の勝手な価値観で物事を見ていることって、もっとあるのかもしれないな~って思った。
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by tinasterin | 2006-10-31 17:00 | Daily

活動

恥ずかしいながらも、こっちにきて初めて授業をした。学校の教師向けに我々スポーツ隊員計5人でセミナーを開き、それぞれが1時間だけ授業をする機会を持った。皆にとっては、いつもしている事、私にとっては、これが、エチオピアでの初めての授業。でもそんなことは隠して、堂々と偉そうにやった。出来はどうであれ、楽しかった~!
参加者は予想を上回る人数で、土曜日にしたにも関わらず、アジスの体育の先生方(主に高校)が60人以上の参加。第1回の企画にしては、上出来だったと自画自賛。
 
もちろん、職場の大学では、新入生のインタビューがやっと終わり、いつから始まるのやら??ってな状況・・・。剣道の方は、ひとりのエチオピア人と地道に細々と進めていた企画から、突然、教育省のスポーツ部門のヘッドを訪れるアポが取れたという連絡をもらい、彼が誰なのか?もよく知らない状況で、突然訪問することへと急進展。突然だったので、具体的な事はあまり考えていなかったのだが、こんな機会はないという思いから、一応自分の考えていることを少し大きく伝え、ボランティアで指導するということを全面的に出し、協力してもらえるという了解を頂いて帰ってきた。 不思議なことに、彼はうちの大家さんの親戚にあたる人で、大家さんからも私の話を聞いていたとの事。 こんな奇遇も重なり、今の所、話は急進展しつつある。ただ、貧しい国のエチオピアには、体育館はアジス市内にはひとつしかなく、全てのスポーツ団体の取り合いだということが現実問題にあるようで、この問題がクリアできるか?という事が難題だ。うちの職場の大学には、立派な体育館があるのだが、場所的に辺鄙な所にあるので、即却下。

心よく協力してもらえる事にはなったのだが、それは、そうと彼らの頭の中に「剣道」のイメージはあるのだろうか?とふと思い、出発前に撮っていたビデオを持参で、次の日また訪れた。彼の同僚も同席してくれ、剣道のビデオを見てもらった。かなり微妙な反応・・・だった。彼らにとって始めてみる「剣道」という武道。空手やテコンドーとは違うということは伝わっただろうけど。。。スタートしてから、「やっぱりエチオピアでは、無理でした・・・」なんて事になるかもしれないが、まずは、時間もあることだし、協力隊という身分で来ている以上、何か自分の持っているもので少しでも協力したいいフレッシュな気持ちが、まだある内に(エチオピアボケしてきているので・・・)まずは、スタートしたい。

勢いの大家さんに言われたひと言。「「小さく固まるな!大きな事をして、名前を残して帰れ!」って。私が「名前を残すとか、そういう事はどうでもいい・・・」と言うと、「そんなことを言っているから、すべて中国人に持っていかれるのだ」って言われちゃいました。やるからには、「しっかり宣伝して、日本(JICA)を大きく出してやれ!」と。「最終的には、日本にエチオピア人を送り、視察させる機会を与えるとか出来ないのか?」とどんどん話が大きくなってきて、途中からは、この人今度は何を狙っているの?と思いながら話し半分に聞いている自分がいた・・・。
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by tinasterin | 2006-10-30 01:12 | Daily

行動してなんぼ。

 ようやく、自宅でネットが使えるようになった。大家さんが帰ってきてからも、何も進展のない日が続いたので、ついに堪忍袋の緒が切れて、溜まっていたものを大家さんに全て吐き出した。口論後、結局大家さんが車で出て行き、工事の人を連れて帰ってきて、電話線の工事はその日中に無事終わった。
 口論時、とても険悪なムードになってしまったので、私自身もかなり不快で不安だった。が、大家さんも同じ心境だったのか、晩に大家の子供が私を呼びにきて、家族会議となった。大家さんは話すと興奮しだすので、奥さんからの口切り。こういう状況の対応策は、どこの国も同じだ。お互い、落ち着き直し、本音トークで色々と話が出来、結局最後には握手をして仲直りをした。自分の気持ちをきちんと伝え、向こうの家族としての意見、生活の厳しさ等を含め、話が出来たことは良かった。全てが滞っている理由はお金。いくら自分達はボランティアで来ているから・・・と言っても、私達日本人はお金持ちと思われている現実.
彼らの家族でさえ、自宅にはネット環境がないのに、家を貸している日本人の私は次々に色々な要求をし、自宅でネットまで使いたいと言う。大家側としては悔しくて、複雑な気持ち。大家さんは、毎年ドイツに出張でいっている国際人かと思いきや、実際メルアドすらなく、海外に行く度に、エチオピア貨幣の低さとエチオピアの遅れを痛切に感じて、複雑な気持ちなのだと察する。。。
だが、事実、事務的な連絡等を含め、全ての連絡事項がメールで送られてくる日本人の現在の状況の私達には、ネット環境は必須。引越し後の近くのネットカフェでは、日本語が使えないし、職場でもPCを持ち込まない限り、日本語は打てないし、見れない。毎日の通勤時のPCの持ち運びは危ないし、目立つ。いまだ自宅でネットが使えないという状況は私ぐらいなのだ。このようなことを全て話さないと不便さが分かってもらえないのが事実。日本人としての当たり前が、エチオピア人にして贅沢にしか映らない現実。

結局、このことだけでなく、全てのことに関して、エチオピアと日本は違う。違いを明確にし、話して、話してやっと伝わる事、話しても伝わらない事、話さないほうがいい事など、区別しながら話さないといけないのは、疲れる。。。が、案外話してみると、うまくいくこともある。
最近、人と話す度に、相手を伺いながら話している自分に気付く。まず、相手の生活レベルに合わせて話をしないと、自分と相手との間に大きな溝を作ってしまうことがあるからだ。
職場でエチオピア人に、毎朝聞かれるひとこと。「How is your life?」 「複雑だ」と答えた。「なぜ?」「誰がいい人で誰が悪い人なのか分からないし、常にFriendlyなエチオピア人にどう接したらいいのか?たまに分からなくなるときがある・・・」からと正直に答えた。常にお金や物目当てで近づいてきているのか?それともただの親切心だけなのか?どこまで自分の状況を話していいのか?とかいつも話しながら考えている自分が嫌だ。
エチオピア人の同僚のひとこと。「答えはシンプルだ。心のままに!」「そのとき感じた気持ちで動けばいいんだよ」って。
 大家さんに感情をむき出しにした後、スッキリしたように、もっと自然に、いいカッコなんかせず、ストレートにいこう!!はっきりと伝えれたお陰で、その2日後には、CNNも見れるようになったんだから。
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by tinasterin | 2006-10-25 05:24 | Daily

理想と現実のギャップ。

 来週からようやく新学期が始まろうとしている。新入生らしき生徒達が、レジストレーションをしている。その後、入学試験のようなものを受け、パスしたもののみが、入学することができるようだ。この手順を今からまだ踏まないといけない・・・ということは、まだまだ、本格的な授業の開始までは時間が要するだろう・・・と思う。(今までの経験上) 

 この国ではエリート中のエリートしか、自分の進みたい将来を自分で選ぶことができない。高校卒業時に、国家統一テストを一斉に受け、この結果次第で、それぞれの進む学校を振り分けられる。「体育」は、もちろん重要視されていないので、運動能力等を問うような体力テスト等さえもなしで、筆記試験のみをパスしてきた者が、進学してくるシステムになっている。
 今日、同僚の先生と話していて、このことに関して、とても嘆いていた。運動能力テストさえもしない為、ふたを開けてみると、「運動のセンスが全くない人」や、「今まで運動といった運動をしてきた経験のない人」も中にはおり、彼らも先生達も苦しむということが多々あるらしい・・・。                          
 結局、在学中の3年、4年の間に、現実の厳しさに気付かされ(エチオピアの大学は厳しい)、卒業できない者や、卒業後にコースを変更し、またやり直す人達が多いらしい。なぜ、入学選抜時に「運動能力・体力テスト」をしないのだろうか?その問いに、その同僚は、「教育省は体育教育をとても軽視している為、現場の声など聞こうとしないから・・・」と答えていた。

 彼は、今、この学校でレジストレーションをしている生徒達に、「自分で体育を選択して入学しようとしているのか?」「体育の教師になりたいと思っているのか?」聞いてみたら?と言っていた。
一度、聞いてみるかアンケートか何かを取ってみたいと思う。先月まで行われていた夏の集中コースの現役の先生向けの授業時に、「運動センス」が全くないような人もいた意味が、ようやく分かった。。。これでは、この国の教育は、一向によくならないと思うし、なぜ??と思うことが本当によくある。。。

 エチオピアは、表向き、民主主義国家だと言われてはいるが、実際は、全然違う。国民性や伝統にはとても誇りを持っているが、今の政府に対しての不満は、皆すごいものがあるようだ。。。公言すると、えらいことになる・・・といったどこかの国と同じような事があるという状況がこの国にもある。。。
今、すごく世界の状況が動いているので、早く「CNN」を見れるようになって、状況に追いつかなきゃ。。。
ちなみに、大家さんが出張から帰国した、2日後に、トイレの問題はようやく解決しました。 
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by tinasterin | 2006-10-19 20:13 | Daily

いつも行く市場。

家から徒歩5分も歩けば、何でも売っている場所がある。

果物はいっぱい、しかも安い。There are plenty of fruit and cheap!
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路上での野菜売り(私の行きつけ)the place I often go to buy vesitables.
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トマト売り場 The place selling a lot of fresh tomatos.
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だいだいの値段は、1/2kgで1ブル(14円)。安い!! 
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by tinasterin | 2006-10-16 17:53 | Daily

こんな生活でいいの?

 新学期まで、まだ休みだ。毎日やっぱりダラダラしている。これが、協力隊の実態??先週はオランダから講師が来て、「Sport for all」というテーマでセミナーがあった。毎年、私の職場との交流があり、今年も例年のように生徒達が4ヶ月間、エチオピアに滞在するらしい。ここの職場の環境は、エチオピア全土から集まってくる先生や、生徒達、海外からのボランティアを含め、多くの人と会える環境だという点は、有り難い。
 
 ようやく、待ちに待っていた生活費が支給され、懐にも余裕が出来たので、ついに、TVを購入した。超節約の生活から、急に気が大きくなっているのかもしれないが、TVがないと情報がないので、2年間滞在する予定なので、購入することにした。大家さんの家には、衛星放送のアンテナがあるので、CNN等が見れることになると思う。ちなみにエチオピアの国営放送は2チャンネルしかありません。それも、ほとんんどがアムハラ語・・・。

 大家さんのドイツ出張からの帰国が伸びて伸びて、ついに帰ってきた。ひたすら待ち続ける日々だった。これで、トイレの水も流れるようになり?、電話線もつないでくれ、途中で止まっていた家の工事もまた始まるかな? もう彼に期待するしかない!!!
 
 今の時間を使って、現場の学校を見に行くようにしているが、ほとんどの学校には運動が出来るスペースもなく、「体育」の授業は理論のみで、実践はやられていない所がほとんどのようだ・・・。大学での「理想」と現場での「現実」のギャップがやはりすごい。。。
  
 暇さえあれば、近所をぶらついている。今日、家の近くのレンタルショップのお店に入ってみた。DVDとDCVがいっぱい置いてあり、「暇な時、来よう!」って思いながら種類を見ていた。帰り際に質問した。「何日間借りれるの?」って。店員は、驚いた様子で、「そんなこと聞くのは、君が初めてだ」って言い、「見た後に返してくれたらいいよ」って。それは分かってはいるが・・・。日本人として、当たり前の質問は、彼らには当たり前ではなく、驚きであったようだ。。。
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by tinasterin | 2006-10-16 17:36 | Daily

Beautiful sky in Nazaret.

 アジスの気候、日中は暑いが、朝と夕方は涼しく、夜はとても寒い。ナザレットは、朝、夕方は涼しくて快適、日中はとてつもなく暑い。。。晩も寒くなく、適度な気温。アジスでは毎晩寒いのが嫌だったが、日中のナザレットの気候を知った後の今は、アジスの快適な気候に感謝している。皆がアジスに集まってくる理由のひとつが、この気候の良さのようだ。
 ただ、アジスは空気がよくない。車の排気ガスが原因だと思う。ナザレットはアジスと違い、空気がよいからか、空が青々としていて毎日とても美しかった。高いビルもないので、空がさらに近く感じた。イスラム教の人は月の形で「断食」の時期を判断するらしいが、夜空は月と星がくっきりはっきり見え、きれいだった。暗くなると、昼間断食をしていたイスラム教の人々が路上にご飯を食べに、集団で歩いて集まってくるのが異様な雰囲気を醸し出していた。。。
 
美しい空の写真をEnjoy! Enjoy the pictures of the sky in Nazaret.
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昼間 バスの中から The pictures I took from the bus going to Nazaret.
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馬車に乗りながら The pictures I took while enjoying riding a hose car.   
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ナザレットの夕方 In the evening in Nazaret.
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ナザレットの朝 In the morning in Nazaret.
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帰りのバスからの夕方の景色 In the evening when going back to Addis ababa from Nazaret.  

長かった雨季(約3ヶ月間)がようやく終わり、これからは乾季に入る。そういえば、最近、急に雨が降らなくなったなあ。。。
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by tinasterin | 2006-10-04 22:56 | Daily

Work shop trip in Nazaret

 Work shopの2日前にアジスから南部に2時間程下った所、ナザレットという町で2泊3日のWork shopがあることを聞き、私は、詳細を聞きもせず、参加することにした。今は、学校は休みだし、することも特にないし、費用は職場負担だと聞いたので、皆との交流を深めようという気持ちで参加した。
 職員のほぼ全員が参加すると聞いていたので、私はてっきり皆、同じホテルに泊まるのだろう・・・って思い込んでいた。日本から持ってきたトランプをこっそりと鞄に入れたりなんかしていた・・・。が、ホテルは着いてから各自で探すという事を知り、ビックリ!皆が一緒にホテルに泊まるなんて事は一度もしたことがないらしい・・・。ちなみに、100人以上の人が参加したので、もちろん近くのホテルは満室で、最終、私はいつもお世話をしてくれている上司の姉の家に上司と一緒にお邪魔させてもらうという事になった・・・。向こうも突然の訪問、それも日本人も一緒に・・・という事で驚いていたが、皆すごく優しく歓迎してくれた。その上司はなんと9人兄弟で、姉が7人、そのうち3人がナザレットに住んでいる。上司と一緒に3人の家、全てを訪問するはめとなった・・・。土壁の小さな家から大きな家まで全てにお邪魔し、全ての家でインジェラをご馳走になった・・・。どの家に言っても、「食べろ、食べろ」って大変だった。。。
 ナザレットは日中、とても暑く(標高約2000m)、アジスの気候の良さの有り難さを切に感じた旅になった。でも、アジスよりは空がとっても澄んでいた。

Work shopでは、エチオピア人の国民性を色々な面で見ることが出来、勉強になった。テーマは、「Including the excluded is meeting diversity in Education」 「全ての学校に障害者も入れ、普通に授業ができるような環境にする」という内容だった。すごく討論しているので、てっきりこれに対して、エチオピアの方針を考える会なのかと思って聞いていたが、実は、賛成しようがしまいが、次の2、3週間後から始まる新学期から導入される新しい学部で、すぐにスタートすると決まっているものだと知り、またまた驚き。。。 本当にエチオピアの教育は想像以上に大変そうです。。。

お世話になった上司は、海外経験が豊富な人なので、エチオピア人の良い面、悪い面をとても客観的に見ていて、きちんと自分達の国民性を分かっている人なので、話すのが面白いし、よく学べます。 彼もエチオピア人は難しい・・・とかなり困っているようです。。。あと「何故ナザレットでWork shopを開いているの?」とふと聞くと、「アジスですれば、今は休みなので、それぞれが自分の用事をして皆が集まらないし、途中で抜け出す人がいるから・・・、ナザレットなら宿泊させ、アジスには戻れないから・・・」という答えがすぐに返ってきて、またまた驚いた。。。

ナザレットでは、馬車と車と荷物運びのロバとヤギが道路を一緒に通行していた・・・。アジスには道路には牛やロバや羊は普通にいるが、馬車はない。ちなみに、上司の姉の家には馬車に乗って行きました(笑)。
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 ある日本人が、[エチオピアのアジス以外は、縄文時代の生活をいまだにしている」と言っていた。あるアメリカ人は、電話の相手から「帰りが何時になる?」と聞かれ、勢いのある声で「そんなの、道路にいるロバの数次第だ!」って普通に答えていた。

今回の旅のオチは、泊まった家には、シャワーさえなかったということ。結局この2日間は、シャワーさえ浴びれなかった・・・。きれいな家だったが、水に関しては、またまた困った・・・。
でも、「2日間ぐらいいいかっ!」と平気になってきている自分がいる。。。
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by tinasterin | 2006-10-02 15:54 | Daily

日曜日。

 次の生活費、振り込み時まで、あと130ブル(約2000円)で暮らさないといけないので、今日は外で少しランニングをした以外は、一日家にいた。6ヶ月分の住居費、前払いはかなりキツイ・・・。
 家にはお手伝いさんと私だけ。彼女は相変わらず、日曜日でさえ、朝ご飯も食べずにずっと仕事・・・。「お昼一緒に食べよう!」って言ったら、いつものかわいらしい笑顔で「うん」と喜んでいた。昨日の残りのご飯でカレー焼き飯とスープを作り、彼女を呼んだ。彼女も大家さんの台所でパスタをこっそり作ってくれていた。彼女は私の家に来る時、いつも何かを持ってきてくれる。殆どは、彼女が作った蜂蜜ワイン(タッジ)というエチオピアのお酒をコップ一杯なみなみにいれて持ってきてくれる。彼女なりの気の使いだ。今日はパスタ。なかなか美味しい。二人で炭水化物ばかりいっぱい食べ、昼からは私は家で読書、のんびり過ごした。いつみても、彼女は庭の掃除、ご飯の下準備と働いている。来週の水曜日は、エチオピア最大のお祭りの日なので、それに向けてのお料理の準備に忙しいようだ。「作る時、呼んで」と私が言っていたので、「パン」作りを始めるときに声をかけてくれた。説明しながらやってくれ、下地を捏ねて、捏ねて、捏ねまくっていた。
 
 一生懸命捏ねている彼女をみていると、ふと、「大家さんFamilyは皆いい人?」って聞いてしまった。すると、何を言っているのかもちろん全部は分からないけれど、ジェスチャーや顔の表情でだいたい分かった。。。理解してあげたくても、理解できない自分に腹が立ちながらも、彼女が悲しそうな顔をしながら話しているので、必死で理解しようと頑張った。

今日の彼女とのジェスチャーゲームで分かったことを概略。
  
 彼女が「ここで働きながら、アムハラ語を習いに、学校に行きたい」という事。
      「大家さんの奥さんにダメだと言われている」ということ事。
      「学校は、毎日月から金曜日の夕方4時~6時の2時間だけ」だという事。
      「彼女は学校に行ったことがない」という事。 

 こっちの家庭には、普通に一家に1人、お手伝いさんがいて、掃除、洗濯、食事の準備がお手伝いさんの仕事だ。だからお金持ちになるほど、自分で動かないので、お腹が出ている人が多い。。。
 
 彼女の話を「自分に何か彼女を助けることは出来ないかな~?」ってずっと考えながら聞いていた。でも旨く口に出来ないし、簡単に「分かった、あなたを学校に行かせてあげる」とも言えない。ジェスチャーで、人差し指を頭に当て、「考えさせて」とだけ伝えた・・・。うまく伝わっているかどうかも分からないけど、「彼女が学校に行きたいと思っていること」を知れて嬉しい気持ちと、いつもの笑顔とは全く違った様子の彼女の話を、私の言葉の問題でちゃんと聞き取れず、答えることも出来ない悔しさ、複雑な気持ちでその場を後にした。

 「日本人の自分が出来ることは、何かな~」って最近、頭の片隅に常にある課題の一つ。「彼女の為に私に何か出来る事があるのでは?何かしたい!」って強く感じている。。。派遣先では、まだ全てが暗中模索の状態だが、まずは何でもいい。出来ることからまず、何かしたい。無理かもしれないけれど、大家さんが出張から帰ってきたら、まずは、さりげなく相談してみよう。それまでに、良い作戦を考えないと!!

 やっぱり、言葉は大切だ。アムハラ語、がんばろう。。。
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by tinasterin | 2006-09-26 21:31 | Daily

「じ~ん」と感じた事。

 時間があるので、毎日料理を楽しんでいる。お手伝いさんも夜、ひとりなら必ず、私の台所に来て、「料理をみてもいい?」と聞いてくる。一緒に手伝ってくれ、覚えもなかなか早い。以前よりは少しずつ話せるようになってきたかな?会話はまだまだ出来ないが、語彙の量が少しづつ増えてきたかな?彼女が何か言ってきたら、「それ何?」。彼女が説明をしてくれても、私は、「分からん」の繰り返しの、ほぼジェスチャーゲームだ。分からなくても今はそれなりに楽しい。
 最近は晩御飯をよく一緒に食べることが多い。彼女も私に慣れてきたのか、「あなた、何歳?」って聞いてきた。年齢を言ったら、驚いていた。。。何か言っていたけど、やっぱりよく分からなかった。別の日、「仕事なにしてるの?」って聞いてきて、「スポーツ教えてる」と言ったら、「あなたが?」ってまたまた驚いていた。洗濯物にやけにスポーツウェアが多いという意味が、1ヶ月たった今ようやく分かったようだ(笑)

 お手伝いさんと初めからあまり仲良くしない方がいいという意見もある。でも、彼女とは「会話」は出来ないけれど、普段の様子を見ていて、「謙虚で無垢な子」なんだと思うので、安心している。年齢は15歳だが、そこらの15歳とは違い、しっかりしている。
 私が食料を買い物して帰ってくると、「これ、いくら?」ってよく聞いてくる。答えると、「高い、高い」って言っている。「今度、一緒に行こう」とようやく伝えることが出来、家から10分ほどの場所にある何でも売り場(道端で全てのものが買える所)に別の日に連れて行ってもらった。彼女が「自分もサンダルが買いたい」と言っていたので、まずはそこに行った。そういえば、ボロボロの「ビーサン」を履いていた。(こっちの人は、服は厚着でも足はビーサンが殆んど)靴で身分が分かると言っても過言でないかも・・・。
 
 彼女が値段交渉をしている。よく聞いていたら、「7ブル」と「10ブル」のビーサンで迷っていて、10ブルでは高いので、7ブルの安っぽい方を断念して買おうとしている様子。(ここでは、10ブルは140円)それを見ていて、ただお金を与えるという行為は良くないとは思ったが、反射的に10ブル払って、彼女にそのサンダルを渡した。たかが、「3ブル」でも、彼女にとってはとても大きな金額なのだと思った。彼女は申し訳なさそうにひたすら「タンキュー、タンキュー」って言っていた(彼女が知っている唯一の英語)。
 
 その辺の物乞いは、お金をもらえることが当たり前と思っているが、彼女は違うと感じた。とても謙虚で、品がある。私が「つめきり」を買いたいと言っていたのだが、彼女が「つめきり」を見つけ、「自分も欲しいから」と言い、彼女が2つ、私の分も一緒に払おうとしていた。金額は3ブルだった。それだけで、「じ~ん」ときてしまった。。。
 
 もちろん、私は自分の分は、自分で払ったが、彼女のその気持ちが嬉しかった。お金の為に、家族から離れて住み込みで働いている15歳の女の子だが、彼女は「お金の大切さ」と「お金だけではないものの大切さ」もちゃんと分かっている。自分の家族に会いたくても会えない彼女。大家さんが、彼女のことを「Innocent girl」だと言っていた意味が最近よく分かる。

 言葉を交わすことはとても大切だと思う。でも、日本文化のひとつでもある言葉ではなく、「気持ちを察する」ということが言葉以上に感じる時もある。
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by tinasterin | 2006-09-26 21:25 | Daily


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