ティナステリン |
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毎日、今日が何日で何曜日なのか、分からなくなってきた。
テレビも見てないし、だんだんと世間で起こっていることにも疎くなってきた。 毎日、朝からラジオ体操、3キロの山道をランニングにして、ご飯を食べて朝から晩まで語学の授業づけの毎日。「三度の飯が何よりも楽しみ」とはまさにこのことだ。 今日は金曜日のようだ。でも、ここでは明日も朝から17時まで授業がある。税金で生活、勉強させてもらっている身分なので、もちろん文句は言えない。皆、だいぶと疲れが出てきているようで、ケガ人や風邪気味の人がポツポツと出てきた・・・。私も結構疲れが溜まってきた。日曜日が楽しみだ。 私の語学は英語だから、まだ他の言語の人達に比べればマシだけれど、他の言語の人達は、毎日同じ先生から朝から晩まで、アラビア語やインドネシア語やモンゴル等のそれぞれの言語をひたすら覚えている。私の隣の部屋の友達はエジプトへ派遣される為、アラビア語を勉強している。単語帳に、なんとも言えない絵のような文字、それも右から読みのクニャクニャした文字を書いては、ひたすら覚えている。まだ、2週間ほどしかたってないのに、もう授業ではアラビア語で会話しながら授業を行っているらしい・・・。私には想像がつかない。とにかく、皆必死に頑張っている。語学が英語の人達は、来週から毎週のようにプレゼンテーションをしなくてはいけない。英語の人はある程度は基礎が出来ているので、まだマシだが、他言語の人達はここの約2ヶ月の期間の間に、ある程度の会話が出来るように教育され、現地では先生、地域のリーダー、色んな分野で指導等、関わっていくことを要求されている。本当に私には想像が出来ない。すごすぎる・・・。 今回、私達は1次隊として無事訓練が終了されれば、派遣されるが今年からは年に4回、このような訓練があり、1年で4次隊まで派遣されるらしい。毎年、日本からたくさんの人数の日本人が、途上国に派遣されているのだ。今までそんなこと知らなかった。 ちなみに、この1次隊にはエチオピアに派遣される人が、13人もいる。3分2の隊員が、女性で占められている1次隊の全体の人数にも関わらず、唯一エチオピアへ派遣されるメンバーのみ、男女の比率が反対で、男子8名、女子5名。 先日、国別オリエンテーションがあり、初めてエチオピア組みのメンバー全員と調査員との顔合わせがあった。そこでの調査員のひとこと。 「エチオピアへ行った99%の人が、エチオピアを好きになって帰ってきます。 皆さんはラッキーです」 その言葉を聞いて、ほっとした。 だが、次のひとことで、また不安になった。 「ただ、女性にとっては、色んな意味で大変なようです・・・」 いまだにかなり男尊女卑の風習が残っているらしい。 私は現地の大学で教えることになっている。 いったい、どれだけの女性がそこにはいるのだろうか? 質問したが、結局確かな情報は得られなかった。 標高がかなり高いだけでも、ビビッテいるのに、おまけに黒人の男の生徒ばかりに自分が教えることになるのであれば・・・と考えるだけでも、恐ろしい。 いまだに、分からない。エチオピアには、少しづつ興味がでてきたが、いまだになぜ自分がエチオピアに派遣されることになったのか?まだ分からない。 今日、健康診断の結果が返ってきた。 「まったく異常なし」 「人間は適応能力が備わっているので、時間はかかるかもしれないが、適応するらしい」 ダラダラと書きすぎた。確実に疲れが溜まっているようだ・・・。 今週もあと一日、頑張るか~。
by tinasterin
| 2006-04-21 16:50
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