ティナステリン


Even small things make me happy!
by tinasterin
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日曜日。

 次の生活費、振り込み時まで、あと130ブル(約2000円)で暮らさないといけないので、今日は外で少しランニングをした以外は、一日家にいた。6ヶ月分の住居費、前払いはかなりキツイ・・・。
 家にはお手伝いさんと私だけ。彼女は相変わらず、日曜日でさえ、朝ご飯も食べずにずっと仕事・・・。「お昼一緒に食べよう!」って言ったら、いつものかわいらしい笑顔で「うん」と喜んでいた。昨日の残りのご飯でカレー焼き飯とスープを作り、彼女を呼んだ。彼女も大家さんの台所でパスタをこっそり作ってくれていた。彼女は私の家に来る時、いつも何かを持ってきてくれる。殆どは、彼女が作った蜂蜜ワイン(タッジ)というエチオピアのお酒をコップ一杯なみなみにいれて持ってきてくれる。彼女なりの気の使いだ。今日はパスタ。なかなか美味しい。二人で炭水化物ばかりいっぱい食べ、昼からは私は家で読書、のんびり過ごした。いつみても、彼女は庭の掃除、ご飯の下準備と働いている。来週の水曜日は、エチオピア最大のお祭りの日なので、それに向けてのお料理の準備に忙しいようだ。「作る時、呼んで」と私が言っていたので、「パン」作りを始めるときに声をかけてくれた。説明しながらやってくれ、下地を捏ねて、捏ねて、捏ねまくっていた。
 
 一生懸命捏ねている彼女をみていると、ふと、「大家さんFamilyは皆いい人?」って聞いてしまった。すると、何を言っているのかもちろん全部は分からないけれど、ジェスチャーや顔の表情でだいたい分かった。。。理解してあげたくても、理解できない自分に腹が立ちながらも、彼女が悲しそうな顔をしながら話しているので、必死で理解しようと頑張った。

今日の彼女とのジェスチャーゲームで分かったことを概略。
  
 彼女が「ここで働きながら、アムハラ語を習いに、学校に行きたい」という事。
      「大家さんの奥さんにダメだと言われている」ということ事。
      「学校は、毎日月から金曜日の夕方4時~6時の2時間だけ」だという事。
      「彼女は学校に行ったことがない」という事。 

 こっちの家庭には、普通に一家に1人、お手伝いさんがいて、掃除、洗濯、食事の準備がお手伝いさんの仕事だ。だからお金持ちになるほど、自分で動かないので、お腹が出ている人が多い。。。
 
 彼女の話を「自分に何か彼女を助けることは出来ないかな~?」ってずっと考えながら聞いていた。でも旨く口に出来ないし、簡単に「分かった、あなたを学校に行かせてあげる」とも言えない。ジェスチャーで、人差し指を頭に当て、「考えさせて」とだけ伝えた・・・。うまく伝わっているかどうかも分からないけど、「彼女が学校に行きたいと思っていること」を知れて嬉しい気持ちと、いつもの笑顔とは全く違った様子の彼女の話を、私の言葉の問題でちゃんと聞き取れず、答えることも出来ない悔しさ、複雑な気持ちでその場を後にした。

 「日本人の自分が出来ることは、何かな~」って最近、頭の片隅に常にある課題の一つ。「彼女の為に私に何か出来る事があるのでは?何かしたい!」って強く感じている。。。派遣先では、まだ全てが暗中模索の状態だが、まずは何でもいい。出来ることからまず、何かしたい。無理かもしれないけれど、大家さんが出張から帰ってきたら、まずは、さりげなく相談してみよう。それまでに、良い作戦を考えないと!!

 やっぱり、言葉は大切だ。アムハラ語、がんばろう。。。
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by tinasterin | 2006-09-26 21:31 | Daily

「じ~ん」と感じた事。

 時間があるので、毎日料理を楽しんでいる。お手伝いさんも夜、ひとりなら必ず、私の台所に来て、「料理をみてもいい?」と聞いてくる。一緒に手伝ってくれ、覚えもなかなか早い。以前よりは少しずつ話せるようになってきたかな?会話はまだまだ出来ないが、語彙の量が少しづつ増えてきたかな?彼女が何か言ってきたら、「それ何?」。彼女が説明をしてくれても、私は、「分からん」の繰り返しの、ほぼジェスチャーゲームだ。分からなくても今はそれなりに楽しい。
 最近は晩御飯をよく一緒に食べることが多い。彼女も私に慣れてきたのか、「あなた、何歳?」って聞いてきた。年齢を言ったら、驚いていた。。。何か言っていたけど、やっぱりよく分からなかった。別の日、「仕事なにしてるの?」って聞いてきて、「スポーツ教えてる」と言ったら、「あなたが?」ってまたまた驚いていた。洗濯物にやけにスポーツウェアが多いという意味が、1ヶ月たった今ようやく分かったようだ(笑)

 お手伝いさんと初めからあまり仲良くしない方がいいという意見もある。でも、彼女とは「会話」は出来ないけれど、普段の様子を見ていて、「謙虚で無垢な子」なんだと思うので、安心している。年齢は15歳だが、そこらの15歳とは違い、しっかりしている。
 私が食料を買い物して帰ってくると、「これ、いくら?」ってよく聞いてくる。答えると、「高い、高い」って言っている。「今度、一緒に行こう」とようやく伝えることが出来、家から10分ほどの場所にある何でも売り場(道端で全てのものが買える所)に別の日に連れて行ってもらった。彼女が「自分もサンダルが買いたい」と言っていたので、まずはそこに行った。そういえば、ボロボロの「ビーサン」を履いていた。(こっちの人は、服は厚着でも足はビーサンが殆んど)靴で身分が分かると言っても過言でないかも・・・。
 
 彼女が値段交渉をしている。よく聞いていたら、「7ブル」と「10ブル」のビーサンで迷っていて、10ブルでは高いので、7ブルの安っぽい方を断念して買おうとしている様子。(ここでは、10ブルは140円)それを見ていて、ただお金を与えるという行為は良くないとは思ったが、反射的に10ブル払って、彼女にそのサンダルを渡した。たかが、「3ブル」でも、彼女にとってはとても大きな金額なのだと思った。彼女は申し訳なさそうにひたすら「タンキュー、タンキュー」って言っていた(彼女が知っている唯一の英語)。
 
 その辺の物乞いは、お金をもらえることが当たり前と思っているが、彼女は違うと感じた。とても謙虚で、品がある。私が「つめきり」を買いたいと言っていたのだが、彼女が「つめきり」を見つけ、「自分も欲しいから」と言い、彼女が2つ、私の分も一緒に払おうとしていた。金額は3ブルだった。それだけで、「じ~ん」ときてしまった。。。
 
 もちろん、私は自分の分は、自分で払ったが、彼女のその気持ちが嬉しかった。お金の為に、家族から離れて住み込みで働いている15歳の女の子だが、彼女は「お金の大切さ」と「お金だけではないものの大切さ」もちゃんと分かっている。自分の家族に会いたくても会えない彼女。大家さんが、彼女のことを「Innocent girl」だと言っていた意味が最近よく分かる。

 言葉を交わすことはとても大切だと思う。でも、日本文化のひとつでもある言葉ではなく、「気持ちを察する」ということが言葉以上に感じる時もある。
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by tinasterin | 2006-09-26 21:25 | Daily

エチオピアの事情。

 ついに、日本から船便で送ってもらった防具が届き、事務所から自宅まで自分で運んでいた時、子供から大人まで、何人もの人に声をかけられ、「手伝ってあげる」と寄ってくる。最初の頃だと、訳が分からず、「エチオピア人はなんて優しい人が多いのだろう!」って感動していた。が、もう今は彼らの行動を少なからず知っているので、「で、いくらなん?」って冷めた口調で最初から聞いている自分がいる。何も言わず手伝ってくれ、終わった後、「何ブル、何ブル!」とお金の要求をしてくるのがオチであるこの国の事情を・・・。

 道端でどこかを探している時、重たい荷物を持っている時、必ず皆が声をかけてくる。路上に、常にたくさんの人がいるエチオピアでは、「物を運んでお金をもらおう」、ただ「ガイドをしてお金をもらおう」という人が結構いる。。。特に私達、アジア系外国人には「チャイナ!チャイナ!」と皆が皆、声をかけてくる・・・。でも、中にはただ親切心で良くしてくれる人もいる。。。

 先日、たくさんの野菜を買って帰ろうとしていた時に、薄いナイロン袋が破れて路上に野菜を全て落としてしまった。近くに居る何人もの人が、協力して拾ってくれ、その中の一人のおばちゃんが、自分の持っていたナイロンを出してくれて「これを使って。気にしなくていいよ」って差し出してくれた。ここでは、ナイロン袋もお金を出して買わないといけないのだが・・・。

 お金持ちで生活に余裕がある人、家族を養う為、必死で働いて最低限の生活は出来ている人、晩に体に毛布をぐるぐる巻きつけ、門番をしている人、家族から離れての住み込みでのお手伝いさん、Sex walkerとして地方から出稼ぎに出てきている若いお姉ちゃん、物乞いが楽だから、その日暮らしをしている子供から大人、道端で野菜を売って生活している人、ベルトを持って立っている人、ゴザの上に食器やスリッパを広げ、売っている人、体重計を置いて、計れば1ブルを請求する人、生きていく為の手段には、物乞いしか出来ない奇形の人、路上で死んでいるかのように寝ている?人等など、毎日路上は、縁日のように人で溢れ、本当に色んな人がいる。

エチオピアが、世界最貧国の一つで、とっても貧しい国だという事実がここにある。。。
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by tinasterin | 2006-09-26 21:17 | Daily

ようやく、一件落着かと思いきや・・・。

 お湯が出なくなって1週間、お湯も水も出なくなってから更に1週間以上が過ぎ、修理の人を待っても待っても来ず・・・。ようやく昨日修理の人が来て、チェックをし、「修理の器具を何も持ってきてないから、また明日来る」と言って帰り、その次の日、ようやく器具を持って現れ、ようやく修理をしてくれた・・・。
 2週間ぶりに、やっと家でお湯のシャワーを浴びることが出来て、とても気持ちがよかった。シャワーのお湯の勢いが以前よりもよくなっており、「これが続けば良いのだが・・・」と願う限りだ。

 水が出るうちは、我慢して水浴びをしていたのだが、ついに水も出なくなったので、この一週間は大家さんの家でシャワーを浴びさせてもらっていた。もちろん、トイレの水は、バケツに水を汲んできて流す方法で処理する。(職場では毎日この方法で過ごしている)大家さんの家にはシャワー室が2つもあり、お湯が出るのと出ない方があるらしい。もちろんお湯が出る方を使わせてもらうことにした。お手伝いさんが説明してくれ、最後に一言。「ドアが、ないから・・・」と笑って言っている。きれいな家なのに、実はシャワー室のドアが外れて、無いなんて・・・ビックリした。。。シャワーを浴びていても、寒い寒い!毎日きちんとオチつきの何かがある不思議な国です。いつも「怒り」を通り越して、ついつい「笑ってしまう」自分がいる。小さい事は気にせず、大らかな国、そんな国民性がなんとも憎めないんだよな~。

 路上には毎日たくさんの物乞いの人がいる。いつどこを歩いていても、毎日とても複雑な心境になる。。。アジスから南部にある「ディレダワ」という町では、洪水の災害で大勢の人が亡くなって、今は「コレラ」の被害がアジスまで広がってきているらしい・・・。
こんな人達を毎日見ていたら、「水、ましてやお湯が出ないくらいで、文句なんて言えないよ・・・、お湯を浴びる事が出来るという環境が恵まれているのだから・・・」って思う。こんな悩み事は、日本人にしか言えない事です。。。

ガーン。。。次の日の晩、もうトイレの水がまた流れない・・・。こんなオチはもういらん!
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by tinasterin | 2006-09-22 20:21 | Daily

駅伝大会。

 新年初のスポーツイベント。マラソン王国のここエチオピアでは、マラソンだけにはすごくお金と力を入れて取り組んでいるようだ。大きなメイン道路を車両通行止めにして、一人1kmのみの11人でのレース、お祭りのような駅伝大会が行われた。私は今回は、エントリーせず、応援のみの参加。我々、日本人メンバーは、それぞれが色んな面白いコスチュームに着替え、日本をアピールして楽しく参加した。行く前は、どんなイベントなのかもよく知らず、あまり乗り気ではなかったが、実際こんな大きなイベントの大会を目にすると、久々に興奮している自分がいた。「来年は参加しよう!」とこっそり思った。
 
 出場はしなかったけれど、皆が走っているのを見ていると、走りたくなり、途中からゴールまで4kmほどだけ一緒に走った。ゆっくりだけど、やはり高地のエチオピアでのランニングは、きつかった。。。 が、走り終わった後は、最高に気持ちよかった。 
実は、11月に行われる10kmマラソンには、参加登録している。しかも、スポンサーはトヨタ。マラソンは、あまり好きではなく、どっちかというと苦手な方だが、エチオピアの「ビッグイベント」なので、お祭り気分で参加しようと思う。「これから毎日マラソンしないと、10kmなんて無理やな~・・・」って思ったのに、まだ行動に移せていない自分がいる。。。

 そういや、昨日お手伝いさんが晩、食器を洗おうとしてくれていたので、「もう遅いから、明日でいいよ」って私が言った。(もちろん言えた言葉は、「明日」という言葉だけだけど・・・)すると、彼女は、「明日は明日の仕事がある、これは今日の仕事」と言って、やっていた。確かに彼女はこういった。 偉いな~。私なんてエチオピアに来て、エチオピア時間に順応しつつあり、「今日しなくても、明日、またはその次の日に、時間はいっぱいある・・・」って自分にかなり甘く生活しているというのに。。。

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駅伝の日の朝日 Sun in the early morning on the day of Ekiden rode race
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マラソンの風景  Ekiden rode race
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by tinasterin | 2006-09-21 18:29 | Daily

騙された・・・。

 オーダーしていいた竹刀、出来そうにありません。。。というか、情けないことに騙されたようだ。「本当に悔しい!」英語が話せた彼に安心をしすぎてしまったのか、少し気持ちが浮かれていたのか・・・、どっちにしても騙されたという事実には変わりないようだ。こちらから電話をかけても、頼んでいた彼には連絡が取れず、彼の友達らしき奴らとしか話が出来ない。。。それも奴らは電話で何を言っているのか、よく分からない。。。
しかも、何故か毎回、約束した場所には来ず、その晩にTELがあり、「どこに住んでいるんだ?」って「今なら仕事が終わったので、家に持っていく・・・」って言う。もちろん私もバカじゃないから、そんなことはさせないし、家も教えない。次にお昼に会う約束しても、また来ない・・・と言った繰り返し。。。一応気持ちが悪いので、職場の上司にも相談した。「No problem. Take it easy!」とだけ言われたが、特に何をしてくれるわけでもない。

 騙された事実は、とても悔しいけれど、これ以上彼らと連絡を取り合うのも嫌だし、気持ちが悪いので、もうあきらめることにした。被害は、「たかが、竹刀1本とお気に入りの竹刀袋だけ・・・」と自分に何度も言い聞かせながら。彼らがこの竹刀でどのようなメリットがあったのか?は未だに謎?だが、外国人からお金を巻き上げようと「英語」と「親切」を武器にしてやってくる人も多い。。。こっちは、おかげでまたまた人間不信。。。エチオピア人は、よい人も確かに多いが、中にはそれを利用して何かを企んでいる人もいる。 どうやって判断したらいいの?? 
 
 どの国にも、ましてや日本にも変な奴はたくさんいるし、騙される事もある。異国では、もっと分かりづらい。。。 誰とでもすぐにフレンドリーに話してしまうことは、自分の長所でもあり短所でもある。「異国では色んな面で誤解が生じやすいので、気をつけないといけない」って最近の慣れつつある生活では少し忘れがちだったかな・・・ 私にとってはとてもショックな出来事だった。
 ひとりは楽だけど、こういう時に、ひとりだととっても不安で寂しい・・・ものです。これからは、もっと愛想悪く、できるだけ人を疑って生活してみます。。。
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by tinasterin | 2006-09-18 21:35 | Daily

水が・・・。

 家の水が出なくなってから、早1週間。工事の人も全然つかまらないらしい・・・。マジかよ~。。
家の大家さんは、1ヶ月程、出張でドイツに行ってしまったので、家の工事もストップしてしまったし、こりゃ~、全てが予想以上に時間がかかりそうだ。ここは、エチオピア、仕方がないか。。。
 新年早々というのに、大学は現役教師の為の短期セミナー中の為、新年2日目からもう普通に授業・・・。本当にエチオピアという国は全くもってよく分からん。。。昨日は、職場でバスケと空手の授業を受け、バスケの時間、初めてこのクラスはゲームをした。こっちに来て、2ヶ月が過ぎ、最近は、体も随分と慣れてきていているから大丈夫だろう・・・と思いゲームにも参加した。外での授業の為、すごい紫外線を浴びながらの運動。初心者集団といっても、みんなアフリカ人。さすがに運動能力、心肺能力が高いし、女性は私ひとり。ゲームの休憩ごとに心臓がバックンバックン、痛みも感じる。ちょっとやばいかな?と感じながらも、ノリノリのチームメイトには言えず、続けた。次の時間は、私のはまっている「セルフディフェンス=空手」。参加しないわけにも行かず、参加する。途中で気分が悪くなってきているのを感じ、休みにいった。赴任時、間もないころ、軽くランニングをした後、水分を十分に取らなかった後、「高山病」らしきにものにかかった時と同じような症状を感じている。帰りはふらふら。ミニバスで吐きそうになりながらも、ひとりでなんとか無事に家にたどり着いた。
 家の門の鍵を開けてくれたお手伝いさんが、私の様子がおかしい事にすぐに気づき、助けてくれた。大量の水とバファリンが必要なことを知っている私は、彼女に助けてもらいながら、それを飲んで寝た。心配したお手伝いさんが、途中でのぞきにきてくれて、またインジェラとワット(肉入りシチュー)を持ってきてくれた。「今日はいらない・・・」って何度も言ったが、「少しだけ、少しだけ」って彼女も引き下がらない。「しんどい時にインジェラはいらんよ・・・」って思いながらも、彼女の優しさに打たれ、少し食べて、またひたすら寝た。何時間後かに彼女が来て、今度は温かい紅茶を持ってきてくれた。本当に有り難かった。やっぱりお手伝いさんを雇っていてよかった~って強く思った。言葉は通じなくても、お手伝いさんと私の間にはきちんと思いが伝わっていると感じた、苦しいながらも嬉しい瞬間だった。

 それにしても、私の体はまだバスケットのような激しい運動は、危険のようだ・・・。これから、こちらの季節は夏で、雨が一切降らない季節がくるのに・・・、いったい大丈夫なのだろうか?2400mの高山地はやはり手ごわすぎる。。。
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by tinasterin | 2006-09-18 21:24 | Daily

エチオピアの新年。

エチオピアの新年が明けました。ピンと来ないが、Happy new year! 
職場の上司でとてもお世話になっている人のお宅に御呼ばれした。学校がお休みである3人の子供達は、毎日誰かが入れ替わり立ち代り、職場に遊びに来ていたので、私達はすっかり仲良し。子供達は17歳、15歳、6歳で全員女の子。一緒に歩いていると、職場であう学生達に、私の事を「友達?」って聞かれ、15歳の彼女は、「うん、友達に国も年齢も関係ないものね!」って自然に答えていた。彼女は本当に私の事を心から友達として思ってくれているようだ。15歳と思えないほど、しっかりしている彼女からも学ぶことが多い。職場でもそんな彼女が毎日、私にアムハラ語や色々とエチオピアの事情などを教えてくれている。厳しく育てられている為、3人ともとても気立てが良い。
 彼女達が提案してくれたようで、新年1日のお祝いの日に、厚かましくもお家に招待してもらえ、お母さんがエチオピアの伝統的な料理でもてなしてくれた。インジェラとダボ(手作りのパン)、ドロワット(鶏のシチュー)とカバブ(羊の丸焼きで小さくカットされたもの)、飲み物はタッジ(蜂蜜のお酒)とワイン、もちろんコーヒーセレモニーも。
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ドロワット、チーズ、カバブ(羊) Ethiopia’s new year food
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手作りのパン the Ethiopian bread called "dabo"

おみやげに持っていたシャボン玉と剣玉で遊び、子供の時によく遊んだ懐かしい手遊び(アルプス一万尺やみかんの花)を教えたりして近所の子供達も一緒に外で遊び、かなり盛り上がった。エチオピアにも同じような遊びがたくさんあった。エチオピアのダンスを教えてもらった後、「日本のダンスを教えて!」と言われ、「日本の踊りってなんやろう??」って考えてしまった。とっさに踊ったのは盆踊りのような手つきの訳のわからん踊り・・・。日本人一人だったから、その場は乗り切ったけど、誰かがいたら、確実に突っ込まれているだろう・・・(笑)。外国からのダンスは色々あっても、日本のダンス?と言われ頭が真っ白になった自分が情けなかった。。。

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しゃぼん玉で遊ぶ子供達 The children who are playing the thing called "shabon dama"

「外国からの輸入物ばかりを学んで、日本人として日本のものをきちんと伝えられない人は真の国際人とは言えない」と藤原正彦が「祖国とは国語」や「国家の品格」で書いていた事をふと思い出した。。。

私が持参した焼き飯おにぎりは、人気がなかったようで最後まで残っていた・・・。海苔も添えたけど、海苔も口に合わないようだった。剣玉は、私が一回も出来なかった・・・これまたショック。。。今度は昔よく遊んだコマを持っていこう。日本から送ってもらわないと!
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by tinasterin | 2006-09-13 22:37 | Daily

エチオピアの大晦日。

 エチオピアは、毎月30日までの暦しかなく、1年は13ヶ月ある。最終の13ヶ月目は実質5日しかないのだが、31日に当たる分をこのように埋めている。今日は、この13ヶ月5日にあたる日、8月30日(ヨーロピアン暦では、9月10日)で、大晦日。
外に出ると、ここ最近、路上では羊の売買がさかんに行われている。所々にいる4本の足を紐で結ばれ、歩道に寝かされている羊達を、踏まないように歩行している自分がいる。こんな自分の行動がまたまた笑ける・・・。売買の成立した羊達は、バスに載せられる。普通に私がいつも利用している乗り合いバスに一緒に載せられている時もよくある・・。それを仲間の羊達が、悲しい目で見ている。。。道歩く人が、逆さずりにした鶏の足を紐で結び、普通に運んでいる光景もよく見る。ここでは、この光景が、年末の当たり前の光景。自分の運命を知っている羊達は、悲しそうな目で最後の抵抗をしている。羊は新年のお祝いの食料として裁かれるのだ。悲しい・・・けれど、仕方ない現実。でも、この集団の羊売買を普通にメイン道路の横でやっているのが不思議で、悲しいのに、またまた笑ってしまう。
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大晦日の羊の売買 The sheep which will be sold on new year's eve.
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紐で結ばれる羊 The sheep which is tied by a string
 9月11日は、アメリカのNYでテロ攻撃があった世界最悪の日。一方エチオピアでは、新年の祝いの日。本当にinterestingだ。 これって偶然なのかな~?
エチオピアは、イスラム教とキリスト教がうまく共存できている珍しい国。知れば知るほど、不思議な国だ。明日でエチオピアは、ようやく1999年になる。ヨーロピアン暦から8年も遅れているこの理由は、エチオピアの人々は、キリストが生まれた事実をその8年後に知ったかららしい・・・。8年後って・・・。事実を知ってから、他の国にあわせるのではなく、その時から西暦を数え始めるエチオピアという不思議な国を、ある意味尊敬する。来年はミレニアムの年です!
この国にも、カウントダウンはあり、夜の12時に予想以上にきれいな花火が家の前の道から見れた。 「まずはこの一年、ここで頑張ろう!」って思った。
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by tinasterin | 2006-09-12 17:24 | Daily

お手伝いさん。

メイドの女の子は15歳。大家さんの家の全ての事と、今月からは私の家のこともしてくれている子。私の家に、毎日来てくれて、お部屋の掃除、週に1度の手洗いの洗濯をしてくれている。一人で住んでいる私は、自分で自分の事が出来ない事もないのだが、エチオピアでは普通のこの環境に私も甘えている。毎日、呼べばいつでも来てくれるし、アムハラ語しか離せない彼女とはまだ全然会話が出来ないけれど、いつも何かと話しかけれる彼女がいると、一人ではない気がして安心するものだ。それに、彼女にとっても給料が増えるので、嬉しいことなのだと思う(私の憶測。。。) 毎日ひとつの事を頼むのに、「ここまで、通じないか?」というレベルで、お互い、いつも笑っているだけ・・・で終わることが多くて、情けない。。。
 そんな彼女と話せるようになることが、私のアムハラ語の勉強の目標になりそうだ。ただ、最近知ったが、彼女は、エチオピアの他の民族出身で、字も読めないし、カタコトのアムハラ語しか話せないし、分からないらしい。。。まあ、私にはそんな事はあまり関係ないのだが、たまに自分のアムハラ語が、大家さんFamilyには通じても、彼女には通じない事があった意味がようやく分かった。
 すごく疲れて帰ってきた今日、彼女に「疲れた・・・」ってジェスチャーで伝えたら分かってくれたようだ。晩御飯の支度に、台所で料理をしていると、ふと彼女が現れ、「インジェラ」を持ってきてくれた。「私の分・・・」だと言っている。すごく嬉しかった。しかも、彼女のインジェラは格別に美味しいのだ。私が疲れているのがちゃんと分かり、作って持ってきてくれたのだ。私も今日の晩御飯の「おじやの味噌味」を少しあげたら、すごく嬉しそうに喜んでいた。彼女が台所でこっそり食べている姿を見て、「彼女、大家さんFamilyにばれたら怒られるのかな~」って心配に思った。。。
 週に一日も休みがなく、朝から晩まで、大家さんFamilyにこき使われている(言い方がよくないかも・・・)彼女は、毎日早朝から元気に明るく頑張っています。たかが、15歳の彼女に、私はいつも励まされている。ちなみに、隣の家の門番さんは、一日風邪を引いて休んだだけで、解雇されちゃいました。本当に身分の格差が大きい社会です。道端にはストリートチルドレンがたくさんいます。大学の先生でさえ、毎日副業のアルバイトに勤しんでいます。。。中には、土曜、日曜日でさえ、働いている先生もいます。でも、皆いつも本当に優しく接してくれています。エチオピア人は、真面目で優しく地味で単純で人懐っこく、エチオピアが大好きな人が多いようです。道端ではき捨てるように声をかけられ、嫌な気分にさせられる事が毎日あるのに、何故か憎めないエチオピア人。一つ嫌なことがあっても、2つは良い事が必ずあって全てが帳消し。
ほんとに、不思議な国です。

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お手伝いさん。The helper in my house
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by tinasterin | 2006-09-06 19:58 | Daily